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music&fiorentina...


by 708-z

CoolがHotになっちまった

Coolという漫画をご存じだろうか?
『テニスの王子様』の作者による、レンタルボディーガード・ハードボイルド・アクション超大作である。

連載されていたのは、勝利・友情・努力の三本柱を掲げる週刊少年ジャンプ。
連載自体は、H9〜H10という短期なものである。しかしこの時期に、リアルタイムでジャンプを読んでいた者なら誰しも衝撃をおぼえたはずだ。

なにせ、
・主人公Coolはラジカセで喋る
・何らかの理由によりCoolはHotになる
・HotになったCoolは、バイクにまたがりながら「Cool!」を肉声で連呼する。

と、独自の世界観で少年少女達の心を鷲づかみしたのだ。この独自の世界観は後の『テニスの王子様』に通じることになる。そして、その世界観の核心とは、マジなのかギャグなのかの判断を読み手に全て委ねていることだ。似たような物の例に、反町隆史の一連の音楽活動を挙げておく。

幸運にもこの程、ブックオフで『Cool』全三巻を捕獲した。
家宝として大切にしていきたい。

今日の言葉
「理解しろ Coolにな」
# by 708-z | 2007-02-02 20:41 | other

取材

をすることになった。
JFLの某クラブに、今後のファン獲得の展望と現在の取り組みを中心に話を聞く。
どこの馬の骨とも知れない学生に、OKしてくれた某クラブさんありがとうございます。

格差社会よろしくJリーグの各クラブも二極化が進行している。
勝ち組と言われる、浦和、新潟は共通してファン獲得に努力してきた。その上、クラブ内にそのための専門の部署とスタッフが存在した。
一方、そういった努力をあまりしてこなかったクラブは、観客動員も少なくファン獲得に苦しんでいる。

スタジアムの立地条件やチームの成績、資金力、はたまた地域住民の意識と複合的な要因が絡んでいる。しかし、結局は地域密着ができてこそ愛されるグラブになる。

そこのところの取り組みを聞きたい。
# by 708-z | 2007-01-26 00:30 | other

センター試験を受験

新聞に載ってたセンター試験、英語の筆記と国語の現代文を解いてみた。

結果......
現役の時より、格段にいい点数がとれた......なんだか複雑......

今回気付いたこと
・最も効果的な「再チャレンジ」政策は新卒の概念をなくすこと。

高校卒業して、大学へ入り卒業後そのまま就職ということのみが正当な生き方というシステムと概念を変えていく必要があると思う。
今までのシステムだと、二十歳前後で大学に行かないと、かなり就職が困難になる。例えば、30歳で大学に入ってその人が新卒といって就職できるといえば無理がある。企業側の年齢制限に引っかかるからさ。

年齢でその時何をやるべきかの縛りがある日本。
# by 708-z | 2007-01-23 04:51 | other

官製談合防止法

って、法律があること自体が問題。

「このごろは理解できない事件が続きますね〜」というコメンテーター。理解できないような事件は、太古の昔から起こっている。例)中大兄皇子の逆ギレによる大化の改新

エントリーシートに抽象的なことを書くと落とす企業が、自身の採用ホームページで「情熱」とかモロ抽象的な表現で学生を募集している件。

80歳でも入れますと言い、高齢者が実際入ると負担増になってしまう保険。

マナーなどと言いながら、マナー違反な金利で融資するサラ金。

高校球児の気持がなんでわかんの?高野連。(岡村オナラ王子事件)

Excite エキサイト : 社会ニュース
官製談合防止法_b0042962_204220.jpg

# by 708-z | 2007-01-19 02:00

東京中心主義論

東京と地方
言わずと東京には日本各地(世界中から)多くの人が就職、進学などのためやって来る。全てが集まる街東京。しかし、われわれの周りには、知らず知らずのうちに東京中心主義が浸透している。

東京は政治、経済のみならず、文化発信の中心でもある。テレビ、雑誌等のメディアも東京中心主義であることは否めない。テレビの話題も東京を基準として語られている。雑誌においてもそうだ。例を挙げるならファッション雑誌で東京のショップが多く取りあげられている事が挙げられるだろう。このことには、東京にショップが集中していることと、東京で流行るならば全国でも流行ることが関係している。音楽でもインディーで活動しているバンドは、メジャーデビューを目指して東京へ進出する。東京で名を売れば、メジャーデビューが近づくまたは、メジャーで活動するには東京を拠点とすることが求められるのだ。そして、80年代バンドブームとその後の渋谷系ブームは、完全に東京中心のムーブメントだ。バンドの活動とファン層が街やその沿線で明確に表されていた。見方を変えるならば、渋谷系などは外資系レコード店やマニアックなレコード店が、世界にも例を見ないほどの多く存在していた渋谷だからこそ誕生したとも言える。

ネットが中央と地方の差を埋める、などという事が言われている。果たして本当にそうであろうか。疑問だ。ネットはどんなに革新的なメディアであろうと、バーチャルな体験しか提供できない。生の臨場感はそこにはない。四六時中端末を前にしているのでないので、時間の感覚もリアルではない。生の体験を求めるのであれば実際の場に居合わせることは絶対条件だ。ネットには限界がある。やはり生の体験においては、それがより多く存在する東京は優位だ。ネットが中央と地方の差の根源である生の体験を補完できるとは思えない。やはり、ネットが東京中心主義の解消にはならない。余談だが、ネットの世界で知らない人はいないと言っても過言ではない「2ちゃんねる」にも東京中心主義な側面がある。なぜなら、この「2ちゃんねる」というネーミング自体が、東京中心主義だからだ。東京の地上波放送の2chはなにも映らない。そこであの巨大掲示板はその2chにあたるものだいうことで「2ちゃんねる」という訳なのだ。

となると、はやはり全ての中心が存在する東京は強い、手強い。こうして多くの人が結局そこへ行くことになる。生の体験のために。

東京中心主義は、日本の社会構造に密接に関わり存在している。しかし、それが意識されることは少ない。個人的には、東京という大都会への憧憬が理想の「東京」を産みだし、そのことによってそれをよしとしている部分があると思う。
地方は周縁に追いやられている。しかし、自分を含めて生の体験を求めて「東京」へと向かうことを希望する人は多い。

そんな自分に対して戒めも込めて、東京中心主義が東京を魅力的な場であるということを増幅させていることを心に留めておきたい。そして、地方もその場にしかない生の体験が存在する、オモシロイ場であるということとともに。
# by 708-z | 2007-01-16 01:25 | other